1年生議員として、初めての通常国会を終えての思い

 日頃より、私の活動を支えてくれているみなさんのおかげで、初めての通常国会を終えることができました。ありがとうございました。
 私が国会議員になってから、障がい者のみなさんからたくさんの相談をいただき、私自身の経験を生かしひとつひとつ解決していく中で、まだまだ力不足を感じている今日この頃です。
 今国会では、新型コロナウイルス感染拡大の中で、多くの障がい者が困難な状況にさらされ、直接その対策に関わりたいという思いがあり、「新型コロナウイルス対策与野党協議会」へ出席を要望しました。
 結果として、慣例を理由に協議会への参加はかないませんでしたが、政府よりコロナ対策協議会の報告を受ける機会を設けられ、障がい者をはじめとする多くの方が抱える不安の声や困難な状況を定期的に政府に伝え、改善を提案してきました。
(改善された点などを新型コロナQ&Aとして掲載しておりますので、ご覧ください→新型コロナQ&A
 政府における対策は遅く、障がい者の困難な状況に十分応えていくことができたかどうか、疑問に思うところはありますが、引き続き現場の声を政府に届けて、改善につながるよう取り組んで行きたいと思っています。

 国土交通委員会においては、視覚障がい者のホームからの転落事故が減らない現状の中で、ホームドアの設置促進やホーム中央の点字ブロック設置などの提言を行ったり、駅の無人化が進んで障がい者が安心して駅を利用できないことについて、駅に介助要員の常設配置をするように提言をしてきました。
 また、これまで建物や交通のハード面のバリアの解消が中心に進んできた中で、今国会で改正されたバリアフリー法には、新たに「心のバリアフリー」が加わりました。質疑の中では、重度の障害をもつ当事者を参考人にお呼びし、差別の現状を皆さんに知ってもらうことができました。(質疑の動画はこちらをご覧下さい→2020.5.28国土交通委員会質疑
 障害者と健常者がお互いを理解し、心のバリフリーが進むことは、多くの障がい者の社会参加に向けた一歩につながると思います。

 今後も、皆さんからいただく提言や要望に取り組みながら、私自身も議員として成長していきたいと思っておりますので、引き続きご支援のほどをよろしくお願いいたします。 

\シェアしてね!/