１１月２０日におこなった質疑で、都道府県などの地方自治体の公営住宅で、介助の必要なしょうがいしゃの入居を排除する規定があることを取り上げました。
2025.11.20 参議院 国土交通委員会「しょうがいを理由に 家の入居を阻むバリア解消を！」
質疑で、国交省からは、
「介護体制が整っていたとしても障害者の方は単身で入居ができないかのように記載をされている記述を削除するなど、適切に修正するよう、個別に働きかけをしてまいります。」
「全国の事業主体に対しまして、今般の事例を示しつつ、ホームページや入居者募集パンフレットなどにおいて条例で定めていない要件を付加するような誤解を招きかねないような記述がないかということについて、もしそういうものがあったら削除するなど適切に修正するよう、実態を踏まえて働きかけてまいります」
との答弁がありました。
これを受け、国土交通省は１１月２８日、都道府県と政令市に対し、しょうがいしゃを排除するような不適切な記載をしないよう、通知を発出しました。
しょうがいしゃの住まいの権利を守るため、これからも引き続き取り組んで参ります。